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研究教育設備紹介

実習機材室

地球環境科学部は,現地調査・試料採取のための機材類が非常に充実しています.この部屋の機材類は,環境システム学科,地理学科の学生実習や卒業研究で活躍しています.

また,この部屋では,簡単な工作もできるようになっており,ちょっとした調査補助具などを自作することもあります.

パーカッション採土器

パーカッション採土器は採土管を打ち込んで地下数mまでの堆積物を採取する装置です.装置の概要:本採土器は油圧式のエンジン,打ち込み用ハンドブレーカー,採土管,引き抜き装置等から構成されます. サンプル採取の際はエンジン打撃式で採土管を打ち込み,引き抜きは人力で行います. サンプルの採取:パーカッション採土器は,表層の堆積物(沖積低地の堆積物,段丘面上のローム層,湿地堆積物,砂丘堆積物)を垂直方向に採取することが可能です.なお,サンプルはオールコアで採取されます. 標準的な掘削深度の限界は 5mですが,一度に 5mの掘削を行うことは不可能であり,実際は1mないし2mの採土管を組み合わせて採取を行います.本採土器は,自然露頭が少ない都市域での地層の採取や津波堆積物の採取などに絶大な威力を発揮しています.

実験開水路

実習機材室の外に長さ8mの開水路を設置し,水路実験を行うことができます.流水中における土砂の運搬・堆積作用を観察したり,環境変動や海水準変動による河川や海の地形変化,地すべりの実験などを行います.