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環境システム学科編「環境のサイエンスを学ぼう 正しい実験・実習をおこなうために」が発刊されます

環境システム学科編「環境のサイエンスを学ぼう 正しい実験・実習をおこなうために」が発刊されます。

■書籍情報■

新刊書:198ページ
出版社:丸善プラネット
ISBN:978-4-86345-281-7
発売日:2016/4/10
商品の寸法:B5

■書籍紹介■
 本書は学生が環境の基礎を学び、測定方法を理解し、野外で試料やデータを得て、室内で実験し、大型器機を用いて分析し、データを処理・解析する過程を想定して執筆されました。実際に作業を行っている方は無論のこと、これから環境の専門を学ぶ学生にとっても本書はきっと役に立つと確信しております。

■目次■

序文

第1章  基本

1.1 測定と誤差
1.2 最確値と二乗平均誤差
1.3 回帰直線を利用した重力加速度の測定
1.4 推定と検定
1.5 地形図の読み方
1.6 地質図の読み方・書き方
1.7 空中写真の読み方
1.8 地形断面図の作り方
1.9 地質柱状図の書き方
1.10 等値線図の描き方
1.11 分水界と水系網の描き方
1.12 高層天気図の成り立ち

第2章 観測機器・測定機器

2.1 溶存酸素の測定法
2.2 電気伝導度・pHメータの使い方
2.3 アスマン通風乾湿計の使い方
2.4 アスマン通風乾湿計を用いた相対湿度と比湿を求め方
2.5 温熱環境指標の求め方
2.6 パルス式三杯風向風速計の使い方

第3章 野外調査・野外観測

3.1 野外調査の心得
3.2 地形と露頭のスケッチ,地質試料採取
3.3 方位と走向・傾斜の測定法
3.4 ルートマップの作り方と比高測定法
3.5 植物の採集と標本作製法
3.6 調査区の設定方法と群落測度
3.7 森林群落の調査(毎木調査)
3.8 野生鳥獣の調査に関わる法律と倫理
3.9 鳥類群集の観察と解析法
3.10 哺乳類の個体数調査法
3.11 哺乳類の食性分析法
3.12 海洋環境の調査方法
3.13 海洋プランクトンの採集方法と同定
3.14 海洋ベントスの採集方法と同定
3.15 昆虫の採集方法
3.16 河川流量の測定法
3.17 地下水の調査法
3.18 湖沼の調査法
3.19 土壌水分量の測定法
3.20 透水係数の測定法
3.21 pF値の測定法
3.22 電気探査法
3.23 雲形分類法と天気の決め方
3.24 地上気象観測法
3.25 パイロットバルーン観測法

第4章 実験室・室内実験

4.1 実験室の利用方法
4.2 実験器具類の洗浄方法
4.3 電子天秤の使用方法
4.4 実験水の精製方法
4.5 粒径区分と粒度分析方法
4.6 岩石の肉眼鑑定方法
4.7 岩石薄片の作成方法
4.8 偏光顕微鏡の使用方法(1)
4.9 偏光顕微鏡の使用方法(2)
4.10 主要造岩鉱物の鑑定方法
4.11 滴定分析方法
4.12 堆積作用とベッドフォーム
4.13 昆虫の標本作成方法
4.14 実験器具の滅菌方法
4.15 DNAの抽出からPCRまで
4.16 安定な成層した流体を用いた室内実験
4.17 回転水槽実験

第5章 大型機器

5.1 ドップラーライダーシステム
5.2 イオンクロマトグラフ
5.3 酸素・水素安定同位体比質量分析システム
5.4 窒素・炭素安定同位体比質量分析システム
5.5 走査型電子顕微鏡とエネルギー分散型X線分析装置
5.6 ICP発光分光分析装置
5.7 ICP質量分析装置
5.8 蛍光X線分析装置
5.9 DNAシーケンサー
5.10 元素分析計(CHNコーダー)
5.11 土壌の調査器具
5.12 ルミネッセンス測定機
5.13 温度変化型屈折率測定装置
5.14 地上気象観測システム

第6章 データ処理・解析

6.1 DNA情報を利用した系統解析法
6.2 ヘキサダイアグラム作成法
6.3 トリリニアダイアグラム作成法
6.4 可能蒸発散量の推定法
6.5 Excelの使い方
6.6 PowerPointの使い方
6.7 Rの使い方
6.8 気象データの種類と入手方法
6.9 データのフィルタリング法
6.10 ひまわり画像データ
6.11 エマグラムによる大気安定度の解析法
6.12 GrADSの使い方
6.13 Mapleの使い方
6.14 ArcGISの使い方
6.15 GPSデータのGoogleMaps・GoogleEarthによる表示法
6.16 リモートセンシングの画像処理方法

索引
執筆者紹介

掲示期間:2016/03/31 - 2017/03/31