中川用語集
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メソスケール (mesoscale)
中規模。シノプティックスケールとマイクロスケールの間のスケールで、約1000km以下のスケールをさす。通常これを更に、20km以下のメソγスケール、20km〜200kmのメソβスケール、200km以上のメソαスケールに3区分する。
メートル (metre)
長さのSI基本単位で、記号mで表される。クリプトン-86原子の2p10と5d5準位間の遷移に対応する真空中での輻射光の波長の1650763.73倍に等しい長さを1メートルとすると定められている。
1メートルの本来の意味は、パリを通過する子午線上で地球の四分周の千万分の一に等しい長さであったが、実際は、1960年までは、フランスのセーブルにある国際度量衡局(BIPM)に保管されている白金・イリジュウム棒を氷の融解温度、標準外気圧のもとで規定された方法で支持し、その棒に刻まれた2本の線の間隔を測定した時の長さとして定義されていた。この定義は、1960年に、分光学的な波長に基づく上記の定義により再定義された。
面積速度 (areal velocity)
単位時間における物体の軌道と原点とで形成される擬扇形ないしは擬三角形の面積を面積速度と呼ぶ。面積速度は、当該物体の原点の回りの公転運動の速さを表す。
当該物体の運動を極座標(r, θ)で表示すると、単位時間当たりの物体の軌道の長さは rdθ/dt と表すことができ、原点からの距離は動径の大きさ r そのものなので、単位時間当りの物体の軌道と原点とで形成される擬三角形の面積は

(1/2)r2dθ/dt

と表される。dθ/dt は、方位角の時間変化率で、回転角速度と呼ばれる。
 

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