たつ巻の親雲の雲底からたれ下がった漏斗状の雲のこと。漏斗雲は、親雲の雲底から地上に向かって伸び始める。漏斗雲の先端が地上に到達していない状態を、funnel aloft(空中たつ巻)と呼ぶ。漏斗雲が地上に到達した状態を、torunado(陸上たつ巻)と呼ぶ。漏斗雲が水面に到達すると、高速で回転する水面上の空気のために水海面上に激しい水煙を伴う。
安定した観測環境を維持するため、周囲にある人工物の影響を受けないよう配慮して選んで、温度計、雨量計、湿度計、日射日照計などの観測装置が設置されている一辺の長さが20m以上で、約600u以上のできるだけ広がりのある芝生で覆われた場所。下の写真は、気象庁高山測候所の露場全景。 (http://www.gifu-net.ed.jp/kishou/takayama/index.htmより)
現在空間に存在する水蒸気量が飽和水蒸気量となる温度。気圧も水蒸気圧も変化させずに気温だけを低下させた時に結露が発生する温度。 露点τ(℃)が既知であれば、Tetens(1930)の式により、水蒸気圧e(hPa)は、 e=6.11×107.5τ/(237+τ) として求めることが出来る。逆に、水蒸気圧e(hPa)が既知であれば、露点τ(℃)は、Tetens(1930)の式をt(℃)について解いて τ=237/〔7.5/{log10(e/6.11)-1}〕 により求めることが出来る。
露点τ(℃)が既知であれば、Tetens(1930)の式により、水蒸気圧e(hPa)は、
e=6.11×107.5τ/(237+τ)
として求めることが出来る。逆に、水蒸気圧e(hPa)が既知であれば、露点τ(℃)は、Tetens(1930)の式をt(℃)について解いて
τ=237/〔7.5/{log10(e/6.11)-1}〕
により求めることが出来る。
中川用語集 れ←ろ→わ